これまで私は、“色” という窓をとおして、動物の住む世界を見てきました。イモリの腹模様に始まり、今では、熱帯の鮮やかな淡水魚類、森にひっそりと暮らすヤスデ類、琉球弧の島々で独自の進化をとげたヘビやトカゲたち。さまざまな角度で動物の色を捉え、彼らのすむ生態系をひもときます。
ときには、ウミガメやサルのように色にこだわらない研究もおこなっています。またペンギンのように動物園や水族館と連携した研究もおこなっています。だ、その根底にあるのは、ナチュラルヒストリー的な視点です。
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